春を探しに湯河原へ

湯河原梅林 お出かけ

春といえば桜。

なんだけど、毎年ソメイヨシノの開花よりも早く春らしい気分に浸れるものがある。

そう、梅だ。

梅にも名所と呼ばれているスポットが色々とあるが、今回は湯河原梅林へ行ってきた。

東海道線で湯河原へ

東京駅から東海道線・熱海行に乗った。

土曜日だったが、朝7時台の電車は空いていて、のんびりした小旅行が始まった。

小田原を過ぎた辺りから海が見えるようになり、車窓からの眺めも楽しめる。

特に、根府川駅は目の前に海がドーンと広がっていて、思わず途中下車したくなるような光景だった。

湯河原駅から梅林へ

湯河原梅林は、湯河原駅から少し離れた幕山公園の中にある。

駅前から出ている「幕山公園行」のバスに乗車。

スムーズに行けば15分ほどで着くはずだったが、幕山公園はもう目の前という場所まで来てから、バスがほとんど進まなくなってしまった。

マイカーでお花見に来ている人たちも多く、駐車場が大混雑しているためだった。

30分近くかけてじりじりと進み、ようやく到着した。

梅林でお花見

バスを降りて、まずは入園チケットを購入。

公園の入口では、こちらの木が出迎えてくれた。

湯河原梅林

梅の開花に合わせて「梅の宴」が開催されていた。

毎年、2月上旬から3月上旬に行われているイベントだ。

広場には飲食店が並んでいたので、そこで少し早めの昼食をとった。

幕山公園という名前の通り、公園は山の麓に造られている。

そして、梅林も斜面に沿って拡がっているのが特徴だ。

湯河原梅林

いよいよ、遊歩道を進み梅林の中へ。

ここには、なんと約4,000本もの梅の木が植えられているそうだ。

梅には色々な種類があり、花の色も様々だ。

湯河原梅林
湯河原梅林
湯河原梅林
湯河原梅林
湯河原梅林

中には、一つの木から赤と白の花が咲いているものもあった。

湯河原梅林

少しタイミングが早かったようで、満開になるのはもう少し先かなという開花状況。

それでも、きれいに咲いている木がちらほらあり、お花見には十分だった。

幕山にも登ってみた

公園は山の麓にあると書いたが、ハイキングコースもある。

せっかくなので、標高626mの幕山へ登ってみることにした。

梅林エリアからそのまま続いているコースを歩き始めた。

下から見ると頂上はけっこう近いように見えたが、道がくねくねと曲がっているので、思ったよりも長い。

本格的な山道ではないが、スニーカーで登る道でもないように思えた。

頂上の少し手前で、とても眺めがいい場所があった。

相模灘を一望だ。

湯河原梅林

予想よりかなり時間がかかり、頂上に到着。

湯河原梅林

振り返るとこんな感じだ。

この景色を見て、やっぱり登って良かったなと思う。

湯河原梅林

頂上にはけっこうスペースがあり、お昼休憩にちょうどいい。

ブルーシートを敷いてくつろいでいる先客がたくさんいた。

午後1時頃で、日差しが暖かい。

自分もここでのんびり過ごしてから下山した。

最後は温泉へ

お花見を終えて湯河原駅まで戻ったが、せっかくなのでどこかで食事をしようと思った。

再びバスに乗って移動し、温泉街をウロウロしたが、コロナウイルスの影響で休業や時短営業しているお店が多かった。

食事は諦めて、その代わりに温泉に入って帰ることにした。

そもそも湯河原といえば、温泉で有名な場所だ。

ホテル「ニューウェルシティ湯河原」で日帰り入浴。

【公式】ニューウェルシティ湯河原
相模の海と山に囲まれた湯河原の街に佇む温泉宿

まとめ

梅がきれいなスポットなら都内にもあるが、今回は少し遠出をして湯河原まで足を運んでみた。

お花見だけでなく、海を眺めながらちょっとしたハイキングも出来て大満足。

2月下旬で空気はまだ冷たいが、日中の暖かい日差しを浴びながら歩き、春の訪れをしっかりと感じられる小旅行となった。

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